オタクにキャンプをすすめたい。n番煎じのキャンプ入門
さて皆さんこんにちは、ゆがぽです。
今のご時世にこんな記事を書いたら首が飛ぶんじゃないかとヒヤヒヤしながらこの記事を書いています。
この騒動が終わって、みんなでまたキャンプがワイワイできるのはいつの日になるのやら。。。
さて今回は、題名通り「オタクにキャンプを勧める」内容となっています。
前置き
ゆるキャン△しよう。
さて、皆さんは一昨年アニメ化されたゆるキャン△という漫画をご存知でしょうか。
志摩リンというお嬢さんが「ゆるっと」友人たちとキャンプを楽しむ、オタキャンが捗る良い漫画です。そしてその漫画をみて「キャンプに行きたい」と思った方も少なくはないのではないでしょうか。
ですが現実は非情です。初めてのソロキャンプがゆるキャン△とはならず、渋キャンとなってしまい、初めてのキャンプで引退になってしまう人が多く、アウトドア人口が減っているのが現実であります。
ですが成功したキャンプはドチャクソ楽しいです
そこで今回の記事では、これさえ押さえれば、渋キャンになる確率を下げれる
といったまだまだベテランとは言えませんが私が感じたことを記事にして、皆さんに良いアウトドアライフの手引きとなれば幸いです。
私たちがしたいのはキャンプであってサバイバルではない。
まず大前提に、私たちはキャンプをしに行くということを念頭に置きましょう。
よくベテランキャンパーさんたちが
「キャンプは不便を楽しむもの」と言っておられます。確かにこれは間違いではないのですが…いかんせん初心者にはキツすぎます。
私たちはオタクであってベアグリルスではないのです。
なので、初めてのキャンプは「楽すること」を最重要において装備、計画を立てましょう。
マナーは守ってくれ。頼む。
ゆるキャン△放送後からチラホラとマナー違反のキャンパーの話が出ていて非常に心苦しい。キャンプ場は自分たちだけのものではなく、共用の土地です。キャンプ場のルールに従い、来た時よりもきれいにして帰りましょう…
道具をそろえる。
道具の大切さ
さて、オタクが大好き、道具集めのお時間です。
正直キャンプ用品買って「My new gear...」ってTwitterでやってる時が一番テンション上がります。
ということで、ギアは大切です。弘法筆を選ばずとかいいますが筆を選ばないとキャンプが鉄腕ダッシュになります。
必要なものリスト
- テント
- ランタン
- 懐中電灯
- モバイルバッテリー
- マット
- 寝袋
- 水筒
- ナイフ
- ゴミ袋
- ライター、マッチ
- 火器
- 燃料
- カトラリー
ざっと上げただけでかなりあります。
ですが、逆に考えれば最低限これさえ持っておけば何とかなります。
次からはちょっと選ぶのに注意が必要なものを解説していきます。
テント
これがないと始まらない。
これに関しては、というか大体のものに言えますが、ある程度名前の知れているメーカーのものを買ったほうがいいです。が、安く始めたいという人は正直Amazonの中華テント(7000円くらい)がおすすめです。
おすすめはMSRとかモンベルです。
一応Amazonのリンクを張っておきます(アフィリエイトはないです)
シュラフ(寝袋)
はい、これを忘れるとデイキャンプか段ボールの二択になります。
これに関しては「春~秋用」と「晩秋~早春用」をもって置いたほうが良いです。
シュラフには最低使用温度、快適使用温度というものが書かれています。
これを確認しながら寝袋を選ぶことが重要です。
「最低使用温度が間に合えばいいじゃん(脳死)」
ってやると後悔します(体験談)
最低使用温度は
(屈強な山男が)(体をうずくまらせて)(生き延びられる)最低使用温度です。
(ほんとはエクストリーム温度とかトランジション温度とかいろいろあります)
なので、冬キャンプならマイナス10度以下のものを買っておくと吉かなと。
寝袋は化繊とダウンがあります。
ダウンシュラフはめちゃくちゃコンパクトになります。その代わりめっちゃ高いです。
化繊の冬用とかはかなりかさばりますが、まぁ入門用には十分です。
こちらはおすすめのメーカーは日本のナンガ、モンベルなどがおすすめです。
ですがこちらも最近は中華製品がそこそこ安くて安定するのでそっちを買ってもいいかも。
マット
マットは年中必須のギアの一つです。
冬キャンプで一番寒さが伝わるのは、地面です。
その地面からの冷気を遮ってくれるのがマットです。マットは基本的に
発泡マット
インフレータブルマット
エアーマットがあります。
それぞれの詳しい解説は専用の詳しい方の書いた記事に任せるとして簡単に紹介をば
・発泡マット
いわゆる銀マット。遮熱性の高いモデルも多く、値段が安いが、地面の凹凸がじかに背中に当たるので気になる人は気になる。
・エアーマット
空気を入れて膨らませる。独特の寝心地。私は夜中ずっと揺らされてる感じで寝れなかった。大抵の場合空気入れが別途必要。
・インフレータブルマット
銀マットとエアーマットのいいとこどりみたいなヤツ。バルブを開けると7割くらいは自分で膨らむのであとは自分の口を使って膨らませるだけで完了する親切設計。寝心地も多分一番ベッドに近いと思う。ネックは値段。
ランタン、照明器具
はい、これもないと死があります。
ランタンには大きく分けて二種類があります。
電池式、燃料式です。
燃料式は明るいですが、一酸化炭素を発生するため、テントの中で使うと軽く死ねます。
というかキャンプ入門に持っていくものじゃないレベルなのでLEDが絶対いいと思う。
個人的なおすすめはアルペン限定販売のLEDランタンがおすすめです。
2400円ちょいですが他メーカーだと6000円くらいの光量と機能があります。
イグニオ LEDランタン1000 キャンプ 電池ランタン IGNIO|公式通販 アルペングループ オンラインストア
調理器具
さてお待ちかね調理器具です。
キャンプの醍醐味、キャンプ料理を作ろうと思っているそこのあなた。
ちょっと待ってください。
キャンプでつらいのは何よりも洗い物です。冬キャンプでの洗い物は最悪です。ほぼほぼマイナスに近い気温の中で4度くらいの水で食器を洗う。
2分くらいで手の感覚がなくなります。まじでやばい。
そこでゆがぽ式キャンプでおすすめしたい初めての調理器具は
「ケトル」です。
キャンプで食べるカップ麺は補正が4倍くらい入ります(当社比)
「ゆるキャン△」のGIFMAGAZINE公式チャンネルが開設いたしました!
— TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズ公式 (@yurucamp_anime) 2018年1月23日
今までのストーリーやキャラクター紹介の他、楽しめるコンテンツがたくさん♪
是非チェックしてみてくださいね!https://t.co/h4DSMw4Ixf#ゆるキャン pic.twitter.com/4QGOFPJZax
もちろん、慣れてきたらコッヘルやスキレットなどの調理器具を使って少し凝った料理を作るのもありです。
キャンプで焼いた肉は塩だけでもうまいです。飛びます
おすすめのケトルはこいつです。中国の新進気鋭のメーカー、FireMapleのケトルです。底面に蛇腹状の鉄板がはいっており、お湯が沸くのがかなり速いです。
火器類
火器類です、私が一番好きなギアです。
「焚き火を使えばいいじゃん」という方もいると思います。
けれどそれは初キャンプで良い選択とは言えません。煤だらけになり、触っただけで指が真っ黒になり、その煤があなたの新品キャンプギアを汚します。初手にこれをやらかすとかなり精神的にきついです。
ですが、完全燃焼するガスを使用したおかげで人類は煤から救われました。
これも、Amazonで安いやつを…と言いたいところですが残念ながらこればっかりはちゃんとしたメーカーのを買いましょう。最悪死にます。
燃料も燃焼形式もたくさんありますが、代表的なのは
ガソリン、ガス、アルコールでしょう。
アルコールを燃料とするストーブは基本的に軽量のものが多いです。
画像のアルコールストーブとかは40g弱しかありません。
ですが見た目通り、火力の調整などはできないので基本的にお湯を沸かしたりすることに特化していると考えてよいでしょう。
ガスを燃料とするストーブは、あらゆる方面で優秀なものが多いです。
火力、火力調整、使い勝手、どれを取っても最高クラスです。
ですが、ガスは気化したLPGを燃やしているので、気化しなくなった時点で詰みます。
完全につかないことは稀なものの、冬キャンプなどでは、火力が顕著に落ちるケースが多いです。
家庭用のカセットボンベ(CB缶) を使える機種や、アウトドア専用の缶(OD缶)を使う機種に大別されますが、基本的にアウトドア専用の缶を使う機種のほうが寒さには強いです。
画像はゆるキャン△で志摩リンが使っていたと思われるウインドマスターという機種です。特殊な機構が内臓されており、低温下でも安定した火力を出せます。
ガソリン
低温下最強のストーブ。火力調整は超ムズイものの、ガソリンが凍るマイナス90度付近までは物理的には使えます。
ガソリンバーナーより先にキャンパーが死にます。
ですが、基本的に操作が煩雑なものが多く、初心者には勧めにくいものが多いのが現状です。
画像はMSRの最強ストーブ、XGKEXです。ガソリンと灯油混ぜてシャカシャカしたダークマターでも快適に燃やせます。
その他必須道具
カトラリー
これがないと素手で食べることになります。
お箸はおすすめしない。手がかじかんで上手く使えないことがあります。
おすすめはスノーピークの先割れスプーン。800円くらいのくせしてチタン製ですごくいい。
テーブル
→これがないとストーブも置けない、何もできない
おすすめはキャプテンスタッグが出している価格破壊級のロールテーブル。
イス
→お前は地べたに座る気か?初心者が一番忘れるグッズ。
ないとちょっと寂しくなる下に貼ったのはヘリノックスで高級なグッズですが
もっと安いイスもあります。
ナイフ
→ロープなどを切るときには必須の道具。料理を作るのにも。
十徳ナイフとかいいかも。
ゴミ袋
→きれいにして帰りましょう。
水筒
→水場まで想像以上に遠かったり、夜の間はめんどくさかったりするので必要。
空のペットボトルでも代用できますが、冬キャンプでは中身が凍るので、魔法瓶の水筒がおすすめです。
ライター、マッチ
→両方持ちましょう。ライターはたまに死ぬので。
雨具
→大事です。万が一があるので。
ポンチョがおすすめです。
Terra Hiker レインポンチョ 防水レインコート ユニセックス 雨具 マジックテープ付き 収納袋付き(カーキ)
- メディア: ウェア&シューズ
計画を立てる
天気予報は入念にチェックする
キャンプの大敵は雨です。雨が降っただけでかなり気分も落ち込みます。
雨キャンプはちゃんと対策すればまぁ楽しいものではあるのですが、キャンプ始めた手の時には痛手です。
天気予報はなるべくなら降水確率0%の日を選んでおくのが無難です。
高規格キャンプ場を低規格で使う
キャンプ場には「高規格キャンプ場」と呼ばれるものがあります。
一泊当たりの値段は少々張りますが、様々な設備がそろっています。(温泉やフリーWifi、用具の貸し出しなど)
高規格キャンプ場で、最低限の設備を使いながらキャンプすることで「万が一」に備えられ、キャンプへの自信をつけることができます。
基本は一泊
一泊以上すると最初はきついです。たまりにたまる洗い物など、ちょっと負担になるものが大きい印象。
最初は残り惜しい気持ちもあるでしょう。ですがキャンプに慣れたころに、もっと充実した装備でキャンプをすれば良いのです。
泊まる
キャンプ場へ
キャンプ場はチェックインが混みあうこともしばしばあります。少し早めにキャンプ場につくくらいが丁度良いです
ついたら即設営をしましょう。午後3時くらいには設営を終えられるのがテントを張って、設営を完了するのが理想です。
そして夜までの間は、周囲を散策するもよし、本などを読んで暇をつぶすのもよいでしょう。
冬キャンプなら服が臭くなるの前提ですが、焚火をするのも楽しいです。
18時ごろにはランタンを準備し、後は寝るだけです。
テント周りにある私物はすべてテント内に引き払いましょう。
これでキャンプの初日は終了です。翌日は洗い物をすませ、荷物、ごみを片付け、管理棟にてチェックアウトをすれば、初キャンプは終わりです。お疲れさまでした!
終わりに
さて、ここまで急ぎ足でやってきましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでもわかりやすいようにと、すさまじく端折りながら説明をしてきました。
ギアを集めるだけで楽しいキャンプ、皆さんもぜひデビューしてみませんか?
ゆがぽでした。
ですgをhtps://twitter.com/yurucamp_anime/status/955731168279719937?s=20
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